#37 「ブラックホールは重力も処理も重かった」
アニーたちはなんとか塔の崩壊から脱出し、無事にオタカラを持ち帰る――その裏では、塔の崩壊とともに“ブラックホールのような現象”が発生します。
そこで、プレイヤーが必死に逃げたくなるようなアブナそうなブラックホールエフェクトを作ろう!
ということでUnityのパーティクルシステムでブラックホールを作ってみたのですが……
ズゴゴゴゴ(フレームレートが下がる音)
重いですね
現実のブラックホールは重力の塊ですが、こちらはどうやら処理負荷の塊のようです。
そこで、ブラックホールのアニメーション自体を「連番画像(パラパラ漫画方式)」として作成し、Unityへ持ち込む方法を試してみました。
連番画像の一番のメリットは、
- Unity上でリアルタイムで再現するのが難しい見た目を外部のソフトで作成して持ってくることができる
という所かと思います。
勿論デメリットもあり、
- コマ数を大量に持つのは厳しい
- ループさせる場合、短い尺で開始と終了を自然につなげる必要がある
という感じでクオリティを落とさない為に気をつけなければいけない部分があります。
連番の作成はUnity上で行う必要がないので、今回はDCCツールのBlenderで作成しました。
今回ブラックホールを作るにあたっては
- 120°間隔で「羽」のようなものが生えた形状のメッシュを配置
- メッシュはそれぞれ120°回転するものと240°回転するものを用意
↓ - 回転スピードの違うものを合わせることで、ただ回しているだけには見えない複雑な動きを作成
こんな感じで作成してみました。
メッシュに3つ生えている羽の形状は同一なので、連番の開始フレームと終了フレームでピッタリ120°or240°の回転になっていれば、開始フレームと終了フレームの見た目が一致します。
少ないコマ数でも自然に見え、ループ再生できるブラックホール連番画像 を生成することができました。
ブラックホールは重力だけでなく、処理負荷も強力でした。
皆様もブラックホールに吸い込まれないよう、くれぐれもお気をつけください。